実際に実食してみましょう!見た目とは異なる化学変化が生じ、非常に感心しています。
プリンに醤油をかけると、ウニのような味になるなど、食べ物の組み合わせによる科学的な変化が多く存在します。
ネット上でも様々な食べ合わせマジックが報告されていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
3人に試食をしてもらう皆、朝食を抜いて午前11時に現場に入りました。何やら恐ろしいことになりそうな予感がします...
テーブルには、一目でおかしな食材の組み合わせが並んでいます。
3人ともお腹は空いているはずですが、味の想像ができない組み合わせの料理に、目を輝かせる者はいません。本当に、これらのレシピがマジックを起こすのでしょうか?
そこで、おっかなビックリの完全調査に臨みました。
まずはBESTに選ばれたものを紹介します。
1つ目は、ゆで卵の黄味にハチミツをかけると、栗のような味になるという組み合わせです。
見た目は和菓子っぽく、特に違和感はありません。
食べてみると、黄味とハチミツが絶妙に調和し、まるでデザートのような味わいです(実際においしい)。じっくりと味わってみると、確かに栗の食感も感じられます。黄味の硬さをさらに栗に近づけることができれば、代替品として考えられるかもしれません。
見た目も味も栗のようで、これは本当においしいですね。いくらでも食べれます。見た目からは味の変化を予想することはできませんでした。
2つ目は、ホットミルクにたくあんを加えると、コーンスープのような味になるという組み合わせです。
見た目だけで嫌悪感を示してしまいましたが、口にしてみると意外なほど美味しいです。
ただし、たくあんが入っていなければ話は別ですが...
「牛乳を温めることを前提にして、たくあんをたくさん入れて、長時間置いておくと、より濃厚な味わいが生まれて、牛乳と似たような味になります。」
そして3つ目はミカンとキャベツの組み合わせを使って、リンゴのような食感やみずみずしさを再現しました。ミカンの甘みや酸味が加わることで、よりリンゴに近づいた味に仕上がりました。
ミカンの一切れに対して、キャベツを多めにする試行と少なめにする試行の両方を行いましたが、キャベツを少なめにしたほうがよりリンゴに似ているという結果でした。
ミカンの代わりに缶詰を使用することもオススメです。
「見た目もフルーツサラダのようで、抵抗感なく食べることができます。意識して食べると本当にリンゴそのもの!とびっくりする味覚の錯覚です。」
ただし、これまでのものは、最高
まだ他の化学変化系レシピもありますよ。
まずはナタデココと醤油を組み合わせてイカ刺しを作ってみました。
食感はイカに似ているのですが、ナタデココにはほんのりと甘みがあり、そのために醤油の味が余計に感じられます。
もし無味のナタデココを使えば、イカの代わりになる可能性がありますね。
次に、麦茶と牛乳、そして砂糖を組み合わせてコーヒー牛乳を作ってみました。
これは本物のコーヒー牛乳そのものです!麦茶の苦味がカフェインの苦味に似ているため、濃い麦茶を使って試してみるとより似ると思います。砂糖を多めにすると、より近い味になるでしょう。
味噌ラーメンにクリープを加えてみて、とんこつラーメンにするレシピもあります。
味噌の味は強く、見た目も味噌ラーメンそのままです。
クリープの量が少ないのかと思って増量してみましたが、ますますベタベタと甘くなってしまい、残念な結果になりました。
プリンときな粉を組み合わせてわらびもちを作ってみました。
この組み合わせは最高です。なんと言っても美味しい!
きなこのコクがプリンをおいしくしているのかもしれません。食感も不思議とわらびもちっぽく感じました。
栗と醤油を組み合わせてアワビにするレシピもあります
まず、食感がまったく違うので減点です。独特の苦味や風味は「そうかもしれない?」と一瞬考えてみましたが、やはり栗は栗のままです。
バニラアイスと醤油を組み合わせてみたらし団子を作ってみました。
たっぷりかけるととろみが出て、みたらし団子そのものの味になります。
なんといってもおいしいです。実際にアイスにかける用の醤油が売られているくらいですから、当然と言えるかもしれません。
バナナと納豆を組み合わせて醤油せんべいを作ってみました。
口の中で混ぜ合わせるレシピですが、噛み続けるとちょっと気持ちが悪いです。」
ヨーグルトと豆腐を組み合わせると、飲み込んだ瞬間に醤油せんべいのような味がするように感じられますが、それには無理があると思います。
ヨーグルトと豆腐を合わせると、似たような味わいのレアチーズケーキができます。
これは似ていますが、おいしさも4つ星の評価です。豆腐の甘みとヨーグルトの酸味がうまくマッチし、しっかりと噛みしめるとレアチーズケーキの風味に似てくるのです。
また、ヨーグルトには少しばかりの甘さがある方が美味しいでしょう。
豆乳とハチミツ、そして白味噌を組み合わせて作ると、甘酒のような味わいになります。
見た目もまさに甘酒そのものです。
豆乳とハチミツの甘さが絶妙で、白味噌が酒粕のような風味を出しています。甘酒が苦手な人にとって、これは代わりの逸品になるでしょう。さらに、健康にも良いです。
和風ドレッシングとクリームチーズを合わせると、フォアグラのような味わいになります。
これは本当に似ていて、5つ星の評価です。クリームチーズ自体が元々フォアグラのような食感を持っています。
しっかりとドレッシングに絡めると、高級な雰囲気も漂います。ただし、フォアグラの味を知らないと、感動することはありません。
「ハズレの少ないオーソドックスレシピ」というテーマでいくつかの組み合わせを試した結果
まず、ーロン茶と炭酸を混ぜるとビールに似た味がするという評価がありました。ただし、おいしさはあまり高くはないようです。
次に、牛乳、酢、ハチミツを混ぜるとヨーグルトになるという評価があります。似ている味であり、おいしさも高いと評価されました。
キュウリとハチミツを混ぜるとメロンに似た味がするという評価もありました。ただし、おいしさはあまり高くはないようです。
アボカドと醤油を混ぜるとトロに似た食感や風味があり、おいしいと評価されました。また、鼻づまりのときにはトロの代わりになる可能性もあります。
トマトと砂糖を混ぜるとイチゴに似た味がするという評価がありました。しかし、おいしさはあまり高くはないようです。
プリンとしょう油を混ぜるとウニに似た味になるという評価がありましたが、参加者の中ではイマイチの反応が多かったです。一部の人には似ているように感じられるものの、他の人には違うと感じられたようです。
「ご飯にかけて食べるとウニ丼になるかも?」という期待もありましたが、試してみた結果は最悪だったとのことです。ご飯とプリンの組み合わせは合わないようです。
正直、おすすめできません!ビミョーな味の食べ合わせです。これまでも、食べ合わせの面白さに感心しつつ、ニコニコと食べてきましたが、今回は違和感が残るメニューに出くわし、顔色も変わってしまいました。
以下最悪だった組み合わせです
プリン+カレー→カステラ
プリンとカレー、それぞれの味がはっきりしているため、口の中で両者が結びつきません。ニンジンと一緒に食べると、「カステラっぽいかも?」と一瞬錯覚するものの、カレーの味が勝ってしまいます。むしろ、プリン自体の方がカステラに近いように感じます。
梅干し+マヨネーズ→ホットドッグ
味自体は悪くありませんが、正直、ホットドッグの味との類似点が見つかりません。マヨネーズの油分が何となくホットドッグに似ているように感じられるものの、その強引さは否めません。ただ、梅干しの酸味がマヨネーズによってまろやかになるため、食べやすくなったとは言えます。
味噌汁+牛乳→キャビア
キャビア特有の食感はなく、単に味のみを比較すると、判断が難しい料理です。全く似ていないわけではありませんが、キャビアと呼ぶには塩辛さが足りません。味噌汁の具材としては、貝類などの海産物系が適しているでしょう。牛乳と味噌の相性は良いため、スープとしてはアリです。
バナナ+マヨネーズ→メロン
食感も味も、メロンを感じることはできません。バナナの甘みもマヨネーズの酸味に負けてしまっています。口の中でどんなに組み合わせようとしても、相性が合いません。
ちなみに、別の組み合わせを試してみました。"ニラ+牛乳→メロン"ですが、ニラの味が勝ってしまい、不快感だけが残りました。
また、生卵+コーラ+マーガリン→バニラアイスも試しました。
混ぜ合わせるとマーガリンが分離してしまい、見た目も美しくありません。
しかし、飲むと、コーラのキツさがマーガリンや卵の乳脂肪分で緩和され、マイルドな甘さが出ました。単純にコーラフロートのような味です。好き嫌いは別れそうですが、生卵が入っているので気合いが入るかもしれません。
評価が分かれたのはキャビアのメニューです。似ていないかもしれませんが、食感が違うため、判断がつけにくいです。とんぶりを入れれば違ったかもしれません。
味は、「コクのあるクリームスープという感じでおいしい」と評価する一方、牛乳が好きじゃないという評価もありました。
さらに全員が酷評したのは、メロンに似ていないメニューです。
味についても「気持ち悪い!」と涙目で訴える人もいました。コーラに生卵、マーガリンという驚きの組み合わせのメニューは、評価が分かれました。
一部の人は飲んだ瞬間に「あ、うまい!」と言っていましたが、女性陣は「ベタベタしていて飲んでいて不快な気分」「とにかく甘すぎる。絶対太る!」と激怒しました。人の味覚や好みは本当に多様なものだと思いました。
参加者たちは目を見開いて驚きの連続でしたが、中には味覚が麻痺してしまったのか、「舌がおかしくなる」とも述べていました。これらの実験は最新の「化学変化系レシピ」に挑戦したものであり、想像を絶する食べ合わせの数々に会話が次第に途絶えていったようです。
良い食べ合わせ&悪い食べ合わせ
次に紹介するのは、「味」とは関係なく、食べ合わせが良いものと悪いものを紹介します
食べ合わせが良いとされる食材の組み合わせのリストです。
これらは普段からよく知られている食べ方もありますので、ぜひ試してみてください。
1. 寿司と生姜
お寿司屋さんでは寿司と一緒に甘酢漬けの生姜が出されることが多いですね。生姜には殺菌作用があり、生魚との相性は抜群です。また、寿司の中には油分の多いネタもありますので、消化を助ける力を持つ生姜との組み合わせは最適です。
2. カレーとらっきょう
カレーとらっきょうは定番の組み合わせです。一緒に食べると、さっぱりとして美味しいですね。らっきょうには硫化アリルという成分が含まれており、胃を保護し、油分の多いカレーの消化を助けると言われています。
3. さんまと大根おろし
焼き魚に大根おろしを添える光景は日本の和食でよく見られます。旬のさんまは脂肪が多い魚の一つですが、大根おろしには消化を促進させるジアスターゼが含まれていますので、大根おろしとの組み合わせで消化を助けることができます。
4. 牡蠣と大根おろし
大根はミネラルが豊富な食材です。牡蠣と一緒に食べると、牡蠣に含まれる亜鉛の吸収を助けると言われています。
5. 鮭とチーズ
ビタミンDを含む鮭と、カルシウムが豊富なチーズの組み合わせはおすすめです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける性質がありますので、一緒に摂ることで効果的に栄養を摂取することができます。なお、野菜や果物ではなかなかビタミンDを摂ることが難しいため、魚を主に摂ることが推奨されています。
思わぬ組み合わせかもしれませんが、チーズと魚を一緒に食べることをおすすめします。それぞれの食材に含まれる栄養素が相性良く、美味しくいただけるからです。
6.牛肉とトマト
牛肉には必須アミノ酸であるリジンやビタミンBの一種であるナイアシンが豊富に含まれています。ただし、牛肉にはビタミンAやビタミンCがあまり含まれていません。一方、トマトにはさまざまなビタミンやミネラルが含まれています。そのため、牛肉とトマトを組み合わせることで、お互いの不足している栄養素を補うことができます。牛肉メインの料理にトマトを使ったサラダを添えるのもおすすめです。
次に、食べ合わせが悪いとされる組み合わせをいくつか紹介します
わずかなポイントに気をつけるだけで問題なく食べることができるものもありますので、食事を楽しむことを忘れずに選んでください。
まず、きゅうりとトマトの組み合わせは夏の野菜を楽しむ上で注意が必要です。
トマトはビタミンCが豊富ですが、生のきゅうりと一緒に食べると少し栄養価が損なわれる可能性があります。その原因は、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼという酵素がトマトのビタミンCを破壊するためです。この問題を解決するためには、きゅうりを加熱するか、酸の強い酢をかけると良いでしょう。
次に、ベーコンとほうれん草の組み合わせです。ほうれん草に含まれる硝酸は体内で亜硝酸に変化することが知られています。この亜硝酸がベーコンに含まれる成分と結びつくと、体に有害な物質が生成される可能性があります。また、ベーコンに含まれるリン酸は、ほうれん草の鉄分やカルシウムの吸収を妨げるおそれもあります。しかし、ほうれん草を茹でることで硝酸から亜硫酸への変化や鉄分の吸収阻害を抑えることができます。
ほうれん草を料理に使う際には、炒める前に軽く茹でてから使用するのが良い方法です。そうすれば、おいしいほうれん草とベーコンの炒め物レシピを安心して楽しむことができます。
酒と一緒に食べると、血行を促進する作用があります。しかし、この組み合わせはかゆみのある人には適していません。
柿と蟹はどちらも体を冷やす効果があります。一緒に食べると、相乗効果が生まれてしまい、体を冷やしすぎる可能性があります。また、柿は消化に時間がかかるため、胃に負担をかけたくない場合は注意が必要です。
蕎麦と茄子の漬物は、それぞれ胃や体を冷やす成分を含んでいます。一緒に食べると、相乗効果によって体が冷える可能性があります。夏場は冷たい蕎麦が食べたくなりますが、体に優しい温かい蕎麦を選ぶことがおすすめです。特に冬場や冷え性の方は注意が必要です。
にんじんと大根を一緒に食べると、にんじんに含まれる酵素が大根に含まれるビタミンCを壊してしまうことがあります。ただし、にんじんの酵素は加熱するか、酸の強い酢をかけることで壊れる性質があります。したがって、生食でも酢やレモンをかけるなどの工夫をすれば、問題なく組み合わせることができます。